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[3K1-GS-9-01] キャラクター性を持ったチャットボットが保健行動へ及ぼす影響
キーワード:チャットボット、特定保健診断、生活改善
現在,40代から70代の方を対象に生活習慣病予防のために特定健康診査が行われている.特定健康診査は自分の健康状態を知り,保健行動を促すことを目的としているが,対象者の約78%は特定保健指導を受けていない.特定保健指導の受診率が低い原因の一つとして,特定保健指導を含む健康行動への質問や相談時に,直接医師や保健師に問い合わせる必要があり,生活習慣病の診断を受け止める決心がつかない受診者にとっての障害となっていることがあげられる.他方,筆者らがインタビュー調査を行った結果,特定保健指導の対象者から,生活習慣病についての正しい知識や指導を求める声も多数きかれた.そこで,問い合わせを気軽にかつスピーディーに行うために,本研究では,保健指導分野にチャットボットを導入し,保健行動を促すことを提案する.生活習慣病のうち,糖尿病重症化予防に焦点を当てて,さらに,チャットボットにキャラクターを持たせて,人々を惹きつける保健指導の手法はどのようにあるべきかを検討する.
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