15:50 〜 16:10
[3M5-GS-10-02] 発話内容と発話量に基づく話し合いの振り返り支援システムの提案
キーワード:情報検索、要約、議論支援
企業や大学の研究室では、日常的に会議や打ち合わせなどの多くの話し合いが行われている。このような話し合いを振り返る際には、議事録などの文字により記録されたものを読み返すことが一般的である。しかし、頻繁に行われる話し合いのすべての議事録を作成することは、非常に労力のかかる作業である。また、過去に作成した大量の議事録の中から自分が求めている情報を探し出すことも困難である。
本研究では、話し合いの音声を録音し音声認識でテキストに書き起こすことで、話し合いを発話量と発話内容の二つの観点から分析した。そしてこの分析したデータを利用し、先に述べたような課題を解決するための、話し合いの振り返りを支援するシステムの開発を行った。本研究で開発したシステムは二つの機能を持つ。一つ目は、過去に行われた話し合いの中からユーザーが知りたい情報を素早く見つけることを目的とした、検索機能である。二つ目は、過去にどんな会話が行われたのかを分かりやすく視覚化することを目的とした、ワードクラウド作成機能である。
本稿では、話し合い振り返り支援システムの概要と、システムの開発に用いた手法や技術の詳細について説明する。
本研究では、話し合いの音声を録音し音声認識でテキストに書き起こすことで、話し合いを発話量と発話内容の二つの観点から分析した。そしてこの分析したデータを利用し、先に述べたような課題を解決するための、話し合いの振り返りを支援するシステムの開発を行った。本研究で開発したシステムは二つの機能を持つ。一つ目は、過去に行われた話し合いの中からユーザーが知りたい情報を素早く見つけることを目的とした、検索機能である。二つ目は、過去にどんな会話が行われたのかを分かりやすく視覚化することを目的とした、ワードクラウド作成機能である。
本稿では、話し合い振り返り支援システムの概要と、システムの開発に用いた手法や技術の詳細について説明する。
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