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[3Q5-OS-19b-02] ゲームを用いたバイオフィードバックによる覚醒水準制御の検討
キーワード:バイオフィードバック、トレーニングゲーム、覚醒度、感情制御
覚醒度は日常生活のさまざまな状況において作業効率とも関係があると言われている.生理的覚醒と作業効率の間には逆U字関係があり,過度な低下のみならず、過度な上昇も作業効率の低下を招くということである.本研究では,「覚醒度を中程度に維持するのは難しいタスクをトレーニングとして行わせることで,自然に覚醒度を中程度に制御する能力を身につける」という仮説を立て,トレーニングに用いるための「覚醒度制御用バイオフィードバックゲーム(BFG:BioFeedbackGame)」と,その評価のための「視覚的バイオフィードバック(VBF:VisualBioFeedback)評価システム」を設計した.その結果、BFGのプレイ前後では覚醒度が緩やかに変化していた.これは,本研究で提案した覚醒度制御用BFGをプレイすることによって,覚醒度を中程度に制御する能力が向上していることを示唆している.
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