[3Xin4-42] 系列ラベリングに基づくモバイルマニピュレーションタスクにおける把持物体の特定
キーワード:自然言語理解、モバイルマニピュレーション、BERT
ロボットが行う基本的なタスクの一つであるモバイルマニピュレーションタスクは,ユーザの指示した物体をロボットが把持し,別の場所へ移動させるタスクである.このようなタスクにおいて,ユーザが対象物体を明示的に発話するとは限らず,抽象的な指示発話からユーザの要求をロボットが理解する必要がある.そこで,本稿ではそのような抽象的な指示発話に加え,環境に存在する物体の情報を入力とし,言語モデルBERTに基づく系列ラベリングによってユーザの意図に沿った物体を選択する手法を提案する.実験では,作成したデータセットを用いてモデルの学習を行い性能を評価した.その結果,提案手法は学習データに含まれない未知の抽象的なユーザ発話から把持対象物体を特定できることを確認した.
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