2023年度 人工知能学会全国大会(第37回)

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[4B3-GS-11] AIと社会

2023年6月9日(金) 14:00 〜 15:20 B会場 (シビックホール B)

座長:友野 孝夫(凸版印刷)[現地]

14:00 〜 14:20

[4B3-GS-11-01] 組織とAIが共進化する課題解決支援システムの提案

社員のウェルビーイング向上への応用

〇大町 奈央子1、磯田 祐世1、山本 佑樹1、本村 陽一2 (1. 株式会社UACJ、2. 国立研究開発法人 産業技術総合研究所)

キーワード:サービスシステム、課題解決、ウェルビーイング、コンテクスト

昨今の急速なIoTデバイスの普及とAI技術の発達により、組織における様々な業務のシステム化が進められている。システム導入により、生産性効率化・コスト削減など目覚ましい効果があげられているケースがあるものの、一般的なケースにおいて効果がない、あるいは限定的であるケースも少なくない。 一方、企業などの組織では暗黙のルールが多く、社員間のやり取りがハイコンテクスト化しやすいため、日報や作業指示書、会議録といったデータを自動的に分析しただけでは課題解決や価値創出につながらない。AIを応用し組織内でやり取りされる言語データを分析・価値創出につなげるためには、AIロジックが処理できる程度に人がハイコンテクストな情報を明示的に補足・構造化し、AIは人の知見を反映した出力をする。これら双方の活動を包括して支援するシステムが必要であると考え、価値創出のための課題解決プロセスを継続して支援するための、人とAIが共進化するシステムを構想した。 本システムの適用対象として弊社の課題の一つである「社員のウェルビーイング向上」にむけた活動を取り上げた。ここでは、システム構想ならびに社内の取り組み結果について報告する。

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