2023年度 人工知能学会全国大会(第37回)

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[4G2-OS-24c] 日常生活知識とAI

2023年6月9日(金) 12:00 〜 13:40 G会場 (大会議室 A4)

オーガナイザ:福田 賢一郎、江上 周作、宮田 なつき、Qiu Yue、鵜飼 孝典、古崎 晃司、川村 隆浩、市瀬 龍太郎、岡田 慧

13:20 〜 13:40

[4G2-OS-24c-05] 第1回国際版ナレッジグラフ推論チャレンジ2023開催報告

〇古崎 晃司1,2、江上 周作2、松下 京群3、鵜飼 孝典3、川村 隆浩4,2、福田 賢一郎2 (1. 大阪電気通信大学、2. 産業技術総合研究所、3. 富士通株式会社、4. 農業・食品産業技術総合研究機構)

キーワード:知識グラフ、説明可能性、推論

ナレッジグラフを用いた推論は,AIシステムの説明可能性を高め,より適切なAI技術の利用に貢献するものとして期待されている.セマンティックWebとオントロジー研究会では,そのようなナレッジグラフを用いた推論・説明生成に関する技術の開発を促進すると共に,それらの技術を広く共有することを目的とした技術コンテスト「ナレッジグラフ推論チャレンジ」を2018年より4回にわたって日本国内にて開催してきた.さらに,その成果をより広く普及するために,2023年には第1回の国際版ナレッジグラフ推論チャレンジを開催するに至った.これらのチャレンジでは,シャーロック・ホームズの推理小説を題材としたナレッジグラフを構築,公開し,それぞれの小説における犯人を推論・推定すると共に,その理由を説明することをタスクとしている.本発表では,国際版の推論チャレンジの開催報告を通して,ナレッジグラフを用いた推論技術の現状と課題について考察する.

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