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[4G3-OS-24d-03] RGBDセンサと仮想センサを用いた個人の生活を中心とした生活状況の把握
キーワード:日常生活コンピューティング
日常生活では、生活機能変化やそれによって生じる事故などの課題が起きている。これらの課題の把握や解決のために、病院などの施設で収集されるデータを用いたり、ウェアラブルセンサを用いる、といった取り組みが行われてきた。しかし、これらのアプローチは、個人の生活環境とは切り離されており、個人に合わせた課題の把握が難しい。そのため、個人の生活環境を含めて、個人の生活状況を把握することで、個人に合わせた生活機能変化を把握したり、事故などのリスクの解決策を検討することができると考えられる。しかし、個々の生活環境に合わせてデータ収集システムを構築することは難しい。著者らはこれまでにRGBDセンサと仮想センサを用いて、個々の環境に合わせた生活データ収集システムを提案している。仮想センサは、三次元点群データ上で、人と物体とのインタラクションなどのイベントを検出するモジュールであり、これらを組み合わせることで生活状況を把握可能にするものである。本稿では、RGBDセンサと仮想センサを用いた手法を提案し、介護施設や一般家庭で取得したデータを対象に行った生活状況の分析について述べる。
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