2023年度 人工知能学会全国大会(第37回)

講演情報

ポスターセッション

一般セッション » ポスターセッション

[4Xin1] ポスターセッション2

2023年6月9日(金) 09:00 〜 10:40 X会場 (展示ホールB)

[4Xin1-64] ソーシャルセンシングを導入したMASによる抑制政策の評価と感染者の推定

杉浦 巧1、〇若林 直希1、渡邊 凌也1、井原 史渡1、日笠 敬大1、栗原 聡2 (1.慶應義塾大学大学院、2.慶應義塾大学)

キーワード:マルチエージェントシミュレーション、機械学習、ソーシャルセンシング

現在も感染が継続しているCOVID-19に対して,我々は人の行動様式を中心としたマルチエージェントシミュレーションを構築した.そして,シミュレーションに対して行動量パラメータを決定することにより,新規感染者数やその効果を推定してきた. しかし,これらのパラメータは現実の人流データを基に経験的に決定するものであり,定量的にパラメーターを決定するのは困難であった.ここでCOVID-19に対するソーシャルメディアの分析では,代表的なソーシャルメディアであるTwitterから推定した感情を用いて,「気の緩み」の存在や人出を推定できる可能性があることを示した. そこで,本研究ではシミュレーションの行動量パラメータとTwitterから推定した感情に関係があると考え,Twitterから推定した感情を用いて行動量パラメータを説明するモデルを構築する.そして,COVID-19に対する世間の反応を反映させたシミュレーションを実行し,感染者数を推定することで抑制政策を評価した.

講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。

パスワード