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[1E3-GS-10-03] 医療文書の見落とし軽減に向けた重要所見判定手法の提案
キーワード:読影レポート、医療文書、自然言語処理、固有表現抽出、文書分類
医師による医療文書の重要所見の見落としを防ぐ仕組みづくりが重要視されている.医療文書から固有表現抽出などで所見を判定する手法が提案されているが,我々の調査では認められた所見の中で重要といえる所見は全体の30%以下であった.そのため,所見と判定された全ての結果を医師に通知することは,医師の負担軽減としては不十分である.重要所見の見落とし防止と負担軽減を両立するには,さらなる工夫が必要と考える.本稿では,固有表現抽出と文書分類を組み合わせて重要所見を判定する手法を提案する.提案手法を岩手医科大学が作成した読影レポートに適用した結果,一定の性能で重要所見を判定できることを確認した.
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