2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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オーガナイズドセッション » OS-47 AIと人のインタラクションによる価値創造とエンパワーメント

[1M4-OS-47b] AIと人のインタラクションによる価値創造とエンパワーメント

2025年5月27日(火) 15:40 〜 17:20 M会場 (会議室1008)

オーガナイザ:熊谷 雄介(博報堂DYホールディングス),森 正弥(博報堂DYホールディングス),平手 勇宇(楽天グループ),益子 宗(芝浦工業大学),川原 圭博(東京大学)

16:40 〜 17:00

[1M4-OS-47b-04] MRを用いた視覚的天井デザインの変化による快適性向上の基礎的検討

〇窪田 大介1、岩本 拓也2、三好 遼2、岡藤 勇希2、益子 宗1 (1. 芝浦工業大学、2. 株式会社 サイバーエージェント)

キーワード:人工知能

商品を売るという基本的な商業目的を達成するためには、顧客がストアでの買い物を快適に感じることが重要であると考えられる。快適さを提供することは、顧客の購買意欲を高め、結果的に売上向上につながると考えられる。 天井が高くなるとユーザーに良い影響を与えられると予測されるが、実際に天井の高さを変更することは難しい。
その為MRを用いて疑似的に天井の高さを認識させることでで、実際に天井の高さを変更した時と同等の効果があるか検証した。本研究ではHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を使用する。予備実験では、「通常の天井」「単色:青の天井」「青空の天井」の3種類を比較し、「青空の天井」が最も開放感や快適性を高めることが示唆された。一方、「単色:青の天井」は不快感や圧迫感を与える傾向があった。本大学の生協での追加実験では、「青空の天井」が天井への注目度を高めるだけでなく、購買行動にもポジティブな影響を与える可能性が確認された。逆に「単色:青の天井」は食欲を減少させるなど、色彩が購買行動に影響を与える可能性が示唆された。

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