2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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[1Q4-GS-10] AI応用:魚・リハビリ・スポーツ

2025年5月27日(火) 15:40 〜 17:20 Q会場 (会議室804)

座長:吉田 周平(日本電気株式会社) [[オンライン]]

16:40 〜 17:00

[1Q4-GS-10-04] 失語症者リハビリテーション支援システムで課す文章読解問題の自動作成

〇櫻井 勇輔1、内田 智之1、川本 佳代1、小崎 和治2、鈴木 祐介1、宮原 哲浩1 (1. 広島市立大学、2. 広島市立リハビリテーション病院)

キーワード:失語症、リハビリテーション支援システム、機械学習、BERT、T5

失語症とは,脳梗塞,脳出血,脳外傷,脳腫瘍などが原因で引き起こされる,大脳の言語中枢の損傷による後天的な言語障害である。言語聴覚士は,失語症を患っている人(失語症者)の言語機能の維持・向上のために,検査,助言,指導などを行う。著者らは,失語症者の社会復帰を目指した失語症者リハビリテーション支援システム(AphaRehaSys)を開発している。AphaRehaSysでは,言語聴覚士が作成したプランに従い,失語症者が問題を解くことで,言語機能回復のためのリハビリテーションを行う。AphaRehaSysで使用する問題は,主に言語聴覚士によって作成される。そこで本稿では,言語聴覚士の負担軽減のため,自然言語処理モデルであるBERTとT5を用いた文章読解問題を自動作成する手法を提案する。さらに,提案手法により自動生成した文章読解問題の評価実験を通じて,提案手法の有用性を示す。

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