2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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[2D1-GS-9] ヒューマンインタフェース:

2025年5月28日(水) 09:00 〜 10:40 D会場 (会議室1202)

座長:前川 知行(静岡大学)

09:40 〜 10:00

[2D1-GS-9-03] 状態遷移モデルおよび大規模言語モデルを用いた複数顧客接客訓練対話のモデル化

〇高橋 空大1、花 一傑1、長谷川 遼1、宇津呂 武仁1、星野 准一1、西崎 博光2 (1. 筑波大学、2. 山梨大学)

キーワード:接客訓練、状態遷移モデル、大規模言語モデル

飲食店などで接客を行う場合,注文の承諾や料理の配膳といった複数のタスクが同時に発生する.これに対して,接客訓練対話システムの研究においては,これまで,複数顧客に対応したVR型接客訓練システムを提案するとともに,そのシステムで用いるための訓練シナリオを自動生成する手法等が提案されてきた.しかし,あらかじめ用意した訓練シナリオを著しく逸脱する訓練対話の実現は容易ではなく,また,あらかじめ用意した訓練シナリオを逸脱するあらゆる局面における言語理解,および,自然かつ流暢な応答生成を実現することも容易ではなかった.これに対して,本論文では,状態遷移モデルおよび大規模言語モデルを併用する方式によって,複数顧客に対応した接客訓練対話をモデル化する手法を提案する.本論文では,特に,複数顧客から同時に発生する接客リクエストに対して,大規模言語モデルを適用することにより,適切な接客順序での応対を実現する.
発表希望日:30日(金)以外

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