[2D4-GS-9] Human interface:

[2D4-GS-9-02] Designing nodding behavior for an attentive listening system based on the interaction score

Haruka Oshiyama¹, Takahiro Shibasaki¹, Yutaka Nakmaura², 〇Yuya Okadome^1,2 (1. Tokyo University of Science, 2. Riken R-IH)

Keywords:Attentive listening robot, Human-robot interaction

自然な対話ロボットの実現には、非言語的動作機能の開発が重要となる。特に、頷きは共感を表す非言語行動であり、話し手に好意的な印象を与えることが示されている。そこで本研究では、人-人の対話データをサロゲート動作データとして用いた、同調度に基づく傾聴対話ロボットシステムを開発する。サロゲートとは代理を意味する言葉であり、提案システムでは人-ロボットの対話データの代わりに人-人の対話データを用いて対話ロボットの動作予測を行う。また人-人対話における同調度をデータ選択に反映する。これにより自然な振る舞いを行う傾聴対話ロボットの開発を目指す。提案システムを用いて傾聴対話実験を行った結果、人とロボットの対話では同調度が低い頷き方の方が、話し手にとって話しやすいと感じられることが示唆された。