2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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オーガナイズドセッション » OS-39 創作者と人工知能が創る創作の未来

[2F4-OS-39a] 創作者と人工知能が創る創作の未来

2025年5月28日(水) 13:40 〜 15:20 F会場 (会議室1001)

オーガナイザ:上野 未貴(京都情報大学院大学),大澤 博隆(慶応義塾大学),森 友亮(東大先端研/慶應SFセンター),森 直樹(大阪公立大学)

14:20 〜 14:40

[2F4-OS-39a-03] ホラーらしさの自動生成によるクリエイターのサポート:ゲームシステム構築での実践報告

○小川 昂1、青木 瑠依1、井田 和樹1、河西 叶大1、桑原 光希1、古賀 耀1、小林 優斗1、小松 知佳1、冨永 鈴1、早川 暉人1、山内 元稀1、山﨑 さくら1、山本 由晃1、山本 莉央1、横沢 永遠1、中田 隆行1、迎山 和司1、村井 源1 (1. 公立はこだて未来大学)

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キーワード:創造性、ゲーム、自動生成、人工知能

ゲーム制作には,ストーリー・音響効果・視覚効果・システム開発など異なる種類の創造性が関わる過程が含まれ,かつ膨大な作業が必要となる.これらの工程のAIでのサポートが可能となれば大幅な時間的・人的資源の削減に繋がりうる.本研究ではゲーム制作におけるジャンルとしての適切な表現の生成工程に着目し,AI技術によってサポートを行う手法の開発とケーススタディ的実践による検証を行った.具体的には,ホラーゲーム開発を例とし,シナリオ・BGM・マップ作成を対象としてAIサポートシステムを開発し,人間がこれらの生成結果を利用して一つのゲーム作品に統合した.シナリオに関しては,既存作品での確率分布に基づくキャラクターの恐怖時の対応や言動の出力,ホラーシナリオ的な伏線の出力をユーザーの入力に応じて実行するシステムを開発した.上記に合わせ,既存作品の恐怖時に基づくメロディの自動生成によるBGM制作のサポートと,ホラーゲームらしいマップ構造の自動生成によるマップ制作のサポートを実現した.また,システムを活用して実際にゲーム制作を行い,ジャンルらしさを担保したゲーム制作のサポートがAIによって可能か検証を行った.

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