2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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[2F4-OS-39a] 創作者と人工知能が創る創作の未来

2025年5月28日(水) 13:40 〜 15:20 F会場 (会議室1001)

オーガナイザ:上野 未貴(京都情報大学院大学),大澤 博隆(慶応義塾大学),森 友亮(東大先端研/慶應SFセンター),森 直樹(大阪公立大学)

14:40 〜 15:00

[2F4-OS-39a-04] SFプロトタイピング手法によるテーマに対する考え方や概念の変容についての効果検証

〇伊藤 右貴1、野田 尚志1、森口 昌和1 (1. NECソリューションイノベータ株式会社)

キーワード:SFプロトタイピング、概念変容

我々は,SFプロトタイピング(以下,SFP)の新規事業創出への活用を進めている.SFPは,サイエンスフィクションを用いてまだ実現していない未来像を作成し,他者とその未来像を議論・共有するための手法である.ここでの新規事業創出とは,担当者自身が実現したいビジョンに基づいて企画・推進することを指す.担当者が業務上で与えられたテーマに対して実現したいビジョンを形成するには,そのテーマに関する自身の願望や理想といった考えを持ち,テーマに関連する概念の理解が必要である.SFPはスペキュラティブな性質を持つとされており,SFPで行われるビジョン形成のプロセス自体が,テーマに対する自身の考えや関連する概念について変容を促す可能性があると考える.この仮説を検証するため,業務において新規事業創出を担当する社員5名を対象にSFPのワークショップを実施した.本ワークショップは,社員が業務上で扱う内容をテーマとし,2050年におけるテーマの定義や連想される事業,世界観,生活についてのアイデア出しやディスカッションから構成される.本稿では,ワークショップ後に実施したアンケートとヒアリングの結果から考察を述べる.

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