2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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オーガナイズドセッション » OS-39 創作者と人工知能が創る創作の未来

[2F5-OS-39b] 創作者と人工知能が創る創作の未来

2025年5月28日(水) 15:40 〜 17:20 F会場 (会議室1001)

オーガナイザ:上野 未貴(京都情報大学院大学),大澤 博隆(慶応義塾大学),森 友亮(東大先端研/慶應SFセンター),森 直樹(大阪公立大学)

16:00 〜 16:20

[2F5-OS-39b-02] データ利活用の物語を扱う表現空間の中のダイナミズム

〇関口 海良1、大澤 幸生1 (1. 東京大学大学院工学系研究科)

キーワード:データ利活用プロセス、物語構造、双六のアナロジー

社会課題への取り組みにおいてデータ利活用と実践的なアクションを効果的に結びつけるためには物語を生成することが重要である.本論文では,伝統的なゲームである双六のアナロジーを用いてデータ活用プロセスを可視的に分析し,制御可能とするフレームワーク「多次元双六(MDSugo6)」を提案する.このフレームワークは抽象的な世界観から具体的な生データの表現まで,様々な物語の要素を多次元で包括的に扱う表現空間からなる.本論文ではMDSugo6における片道または往復の思索パターンの双六のケーススタディを通じて,記述的説明とパターンに基づく理解の両方を包含する往復ケースの方がデータ利活用における物語生成のダイナミックな性質をより適切に捉えることを示す.以上に基づき,本論文では様々な実践に向けた効果的なデータ利活用のための方法としてMDSugo6を提案する.さらに,MDDugo6の実践を支援するツールの要件を整理して提示する.

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