[2I1-GS-3] Knowledge utilization and sharing:

[2I1-GS-3-04] A Construction of the Data Set for Automated Meal Menu Generation System

〇Chie Mizunuma¹, Noriyuki Okumura¹, Yasushi Kami², Mari Ishida¹ (1. Kobe Shoin Women’s University, 2. Kobe College)

[[Online]]

Keywords:National Registered Dietitian, Meal Menu, Artificial Intelligence

病院や高齢者施設などで勤務する管理栄養士の業務は，専門的かつ多岐にわたり，長時間労働や人手不足の解消のためには業務の効率化が急務である．病院や高齢者施設など複数の現場経験のある管理栄養士へのヒアリングによると，献立作成には，栄養価調整のほか1日の中で献立や調理法の重複を回避する必要があったり，患者のニーズへの対応，さらに原価計算，発注管理，帳票作成を踏まえた調整も行っていることがわかった．本研究は，献立作成から帳票の作成まで担うシステムを開発し，管理栄養士が献立作成において抱える問題点を解決する．業務の効率化による労働環境の改善が進めば，管理栄養士が専門性を活かした業務，例えば栄養相談等に注力でき，施設の利用者のQOL向上にも繋がる．本報告では，献立自動生成システムの構築に用いる国立病院機構の監修する献立およびレシピのデータセットの作成方法について報告する．