14:40 〜 15:00
[2I4-GS-3-04] 生成AIを活用した、感性に基づく対話型住宅設計支援システムの開発事例
キーワード:感性、情緒的、住宅設計、AI応用システム、デザイン支援
個人住宅の設計は、通常、担当者が居住者の家族構成やライフスタイル、感性に応じた適切な設計要素を検討し、居住者との対話を通して具体化する。特に、居住者の感性を特定し、その感性を具体化した設計を行うことが重要である。しかし、このような設計には、高度な対話能力や居住者に対する理解、設計へ具体化するスキルが必要であり、経験の浅い担当者には困難である。そこで、居住者の情報から具体的な設計要素を提案し、居住者との対話を支援する住宅設計支援システムを開発した。本システムでは個人住宅の設計に適したプロセス分解などの工夫を実施し、加えてチャットによる対話での設計内容の修正を実現した。また、居住者の感性の特定と、その感性の反映方法が本システムの特徴である。実際に業務を行う担当者による評価の結果、本システムが居住者との対話や設計に役立つ可能性を確認した。本稿では、本システムの全体像、感性や設計要素などの推論アルゴリズム、プロトタイプシステムによる評価結果を記す。
講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。