2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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[2K1-OS-6] 地震研究と人工知能

2025年5月28日(水) 09:00 〜 10:20 K会場 (会議室1006)

オーガナイザ:長尾 大道(東京大学),内出 崇彦(産業技術総合研究所),加納 将行(東北大学),庄 建倉(統計数理研究所),久保 久彦(防災科学技術研究所)

09:20 〜 09:40

[2K1-OS-6-02] 地震および災害事例のLOD化と相互運用性の向上

〇上松 大輝1,2、武田 英明2,1 (1. 総合研究大学院大学、2. 国立情報学研究所)

キーワード:Linked Open Data、知識グラフ、地震

本研究では,Linked Open Data(LOD)の形式で地震の情報を記述した地震LODを用いて,地震とその地震によって発生した被害情報を接続することで,国内で公開されている災害情報の利活用の提案を行う.日本国内では,地震を含めた災害や被害情報は,気象庁や消防庁,防災科学研究所といった機関が公開している.例えば,消防庁の災害情報には,地震によって発生した被害の情報や消防機関等の対応状況,避難指示や対策本部の設置情報などがPDF形式で配布されている.災害情報や対応状況は,各機関からそれぞれの形式で公開されているため,発生源となった災害をキーに横断的に知ることは難しい.そこで,まずは災害事例データベースに記録されている災害・被害情報をLOD化することで,災害事例の相互運用性向上を目指す.地震LODを基盤として、さまざまな機関が公開している災害情報や被害情報、対応状況を横断的に取得し、これらのデータを再利用することによる、災害情報の相互運用性の向上とその効果の提案,議論を行う.

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