13:40 〜 15:20
[2N4-KS-11-01] 「ナラティブと人工知能」を考える
本企画セッション「「ナラティブと人工知能」を考える」は、2024年9月号の人工知能学会誌特集「ナラティブと人工知能」で提示された多角的なアプローチをさらに発展させ、AI研究における「ナラティブ」の位置づけを再考することを目的としている。特集号では、文学・歴史学・文化人類学・自然言語処理・社会心理学・教育・医療・介護・災害・農業・経済など、多岐にわたる分野の研究者を集め、それぞれ独自に用いられている「ナラティブ」概念を取り上げ、定義や手法、応用事例、今後の展望などを議論した。近年の大規模言語モデルをはじめとした自然言語処理技術の急速な発展によって、AIが文章を分析・生成・解釈する能力は格段に向上したが、その背後にある言語行為をめぐる倫理の問題や、言葉のもつ歴史性といった側面については、いまだ議論の余地が大いにある。本企画セッションでは哲学や歴史学の研究者を講演者としてお招きし、特集号での議論をより発展させながら広く人工知能研究分野の研究者に対して場を開くことで、さらなる学際的な議論と協働の機会を創出することを目指している。
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