[2Win5-88] 一人称視点2次元骨格系列からの人物軌跡予測
キーワード:深層学習、人物軌跡予測、一人称視点、2次元骨格系列
人物軌跡予測は,自律走行車両や監視システムで重要な技術である.しかし,従来手法の多くは,入力情報として過去の軌跡情報を必要とし,高価な3次元センサを使用するため,低コスト運用が難しいという課題がある.本研究では,この課題を解決するため,一人称視点の2次元骨格系列から移動軌跡を予測する深層学習手法を提案する.提案手法では,学習時に2次元骨格系列を入力とし,その歩行者の位置系列を教師信号としてモデルを訓練する.さらに,骨格間および人物間の相互作用をグラフ畳込みニューラルネットでモデル化する.この方法により,推論時には単一カメラから得られる2次元骨格系列のみから人物軌跡を予測できるようになる.評価実験では,JTAデータセットを用い,最大4.8秒先までの移動軌跡を予測し,提案手法の有効性を示した.
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