2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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[3D6-OS-20c] インタラクションとAI

2025年5月29日(木) 17:40 〜 19:20 D会場 (会議室1202)

オーガナイザ:下西 慶(京都大学),近藤 一晃(京都大学),酒井 元気(日本大学),湯浅 将英(湘南工科大学),酒造 正樹(湘南工科大学)

17:40 〜 18:00

[3D6-OS-20c-01] グループディスカッションを通じた社会人基礎力向上のためのフィードバックシステムの検討

〇酒造 正樹1、松井 亮太1 (1. 湘南工科大学)

キーワード:グループディスカッション、フィードバック、社会人基礎力

本研究では、グループディスカッション(GD)における円滑なコミュニケーションを支援するフィードバックシステムを提案する。本システムは、学生の発想を基に設計され、参加者が自身のコミュニケーション行動を改善できるよう促すアラート標識を特徴としている。本システムは、「プレゼン先生」などの先行研究に着想を得ており、GDにおける主要な課題(話すスピードが速すぎること、言いよどみ、単調な話し方、アイコンタクトの不足、閉鎖的なボディランゲージ)に対応することを目的としている。アラート標識は、以下の4つのカテゴリーに分類される。 (1) 発話の改善(話すスピードや言いよどみの調整) (2) 非言語コミュニケーションのサポート(ジェスチャーや姿勢の強化) (3) 傾聴姿勢の強化(うなずきや笑顔の促進) (4) 参加度と議論の流れの管理(積極的な発言と時間配分の調整)視覚的フィードバックを活用することで、本研究はGDの質を向上させ、参加者のコミュニケーションスキルの育成に貢献する新たなアプローチを提案する。

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