[3D6-OS-20c] インタラクションとAI

[3D6-OS-20c-03] ホスピタリティ向上を目的とした対話型観光案内ボットに関する課題分析

〇三山 有¹、酒造 正樹²、岡田 将吾¹ (1. 北陸先端科学技術大学院大学、2. 湘南工科大学)

キーワード：対話システム、旅行案内ボット、ヒューマンコミュニケーション

近年、ホスピタリティ向上を目的とした対話型観光案内ボットが注目を集めており、技術向上を目的としたコンペティションが継続的に開催されている。筆者は、過去4年間にわたり対話システムのコンペティションに参加し、すべて本選に出場した。大規模言語モデル（LLM）の発展により、観光案内ボットの技術は進歩しているものの、対話の自然性やユーザ満足度といった課題が依然として残る。筆者は、ユーモアや褒め、ミニゲームなどのアイスブレイク的要素を導入し、ユーザの印象への影響を研究してきた。本論文では、開発した対話システムの概要を示し、解決した課題と今後について考察する。