2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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オーガナイズドセッション » OS-11 政治経済におけるAIの利活用

[3E4-OS-11a] 政治経済におけるAIの利活用

2025年5月29日(木) 13:40 〜 15:20 E会場 (会議室1101-2)

オーガナイザ:木村 泰知(小樽商科大学),小川 泰弘(名古屋市立大学),渋木 英潔(BESNA研究所),高丸 圭一(宇都宮共和大学),内田 ゆず(北海学園大学),乙武 北斗(福岡大学),秋葉 友良(豊橋技術科学大学),門脇 一真(日本総合研究所),小林 暁雄(農業情報研究センター)

14:00 〜 14:20

[3E4-OS-11a-02] マルチエージェント・シミュレーションを用いたベーシックインカムと負の消費税が経済格差に与える影響の比較

〇中山 功一1、下田 英寿1、山下 優斗1 (1. 佐賀大学)

キーワード:ベーシックインカム、負の消費税、累進消費税、ジニ係数

本論文では,より少ない財源でより世帯間の経済格差を減少させるため,負の消費税(給付付き消費税額控除)と累進消費税(超過累進税率方式消費税)を提案した.マルチエージェント・シミュレーションを用いて,負の消費税や累進消費税が経済格差に与える影響を,負の所得税やベーシックインカムと比較した.実験結果から,負の消費税や累進消費税が世帯間の貯蓄の格差を顕著に減少させ,負の所得税は適職率に影響を与える可能性が高いことが示された.また,ベーシックインカムの過剰な給付が,世帯間の貯蓄の格差を増大させる可能性が示された.

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