[3E6-GS-10] AI application:

[3E6-GS-10-04] Evaluating Unknown Vocabulary Estimation System for Smartphones Using Gaze Information of English Learners

〇Shinjiro Tsukuda², Motoi Iwata¹, Koichi Kise¹ (1. Osaka Metropolitan University, 2. Osaka Prefecture University)

Keywords:machine learning, gaze information, smartphone

近年，グローバル化が進むことで英語の必要性は高まってきており，スマートフォンの普及により英語学習者は手軽に英語学習を行うことが可能になっている．しかし，英語学習において文書の読解中に未知単語が出てくることにより，読解が阻害されてしまうことは避けられない問題である．円滑に英文読解を進め，さらに新たな語彙を獲得するためには，英語学習者は未知単語の意味を調べる必要があるが，未知単語の意味を読解中に逐一調べていると手間がかかり，読解に集中しにくくなってしまう．そこで本研究では，スマートフォン上で視線情報などの英語学習者固有の振る舞いを取得し，未知単語の推定を行う．文書を1行ずつ表示するアプリケーションを実装し，台に固定したスマートフォンで英語学習者に文書を読んでもらいデータを取得する．日本人英語学習者11名を対象に視線情報を用いる場合と用いない場合で未知単語の推定を比較した結果，スマートフォンで取得できる視線情報が未知単語推定に有効である可能性が示唆された．