[3I5-GS-11] AIと社会：

[3I5-GS-11-04] ロジックモデルと生活者モデルを統合したデジタルツインによるコミュニティ活動の予測、シミュレーション

コミュニティ再生のための確率モデリング

〇本村 陽一¹、北村 光司¹、山下 和也¹、櫻井 瑛一¹、井上 恵¹ (1. 産業技術総合研究所)

キーワード：デジタルツイン、確率モデル、デジタルトランスフォーメーション、地域生活者モデル

社会課題の解決のために、サイバーとフィジカルを融合するデジタルツインを構築して活用する技術を開発している。とくに高齢化と人口減少により地域のコミュニティ活動が持続困難になっているコミュニティ再生の問題に対して、コミュニティ活動に関するロジックモデルと地域生活者の行動データやアンケートデータを収集し、ロジックモデルと生活者モデルを統合したデジタルツインによるコミュニティ活動の予測、シミュレーションを行う技術について述べる。生活者の多様な価値観や意識や行動の異質性、状況依存性を扱うためのベイジアンネットを、コミュニティ活動を表すロジックモデルと統合して確率推論を行うソフトウェアにより現場を支援する事例も示す。