2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

講演情報

オーガナイズドセッション

オーガナイズドセッション » OS-7 可視化とAIと科学・文化・社会

[3M4-OS-7a] 可視化とAIと科学・文化・社会

2025年5月29日(木) 13:40 〜 15:20 M会場 (会議室1008)

オーガナイザ:伊藤 貴之(お茶の水女子大学),脇田 建(東京科学大学)

14:00 〜 14:20

[3M4-OS-7a-02] 次元削減とレーダーチャートによるユーザ選好を考慮した複数評価指標とパラメータの解釈手法

〇森 千紗1、大西 正輝2、伊藤 貴之1 (1. お茶の水女子大学、2. 産業技術総合研究所)

キーワード:人流シミュレーション、可視化

人流シミュレーションは、人の動きを再現する手法であり、人流誘導計画の策定に利用されている。人流シミュレーションでは、人流誘導方法を決定する誘導パラメータと、誘導結果を評価する評価指標がある。効果的な人流誘導計画を策定するためには、誘導パラメータと評価指標の関係を把握することが重要である。しかし、評価指標は複数存在し、それらの関係は非常に複雑であるため、解釈が困難である。本研究では、複数の評価指標を考慮しながら誘導パラメータと評価指標の関係を解釈する手法を提案する。提案手法では、UMAPを用いた次元削減により複数の評価指標を2次元平面上に描画する。平面をグリッドに分割し、グリッドごとにトレードオフを可視化し、複数の評価指標からユーザの好みのトレードオフに基づく単一の評価指標を算出する。 本論文では、避難誘導のための人流模擬データセットの可視化例を示す。実験により、様々なトレードオフに対するパラメータと評価指標の関係を分析できることが示された。

講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。

パスワード