2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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[3Q5-GS-8] ロボットと実世界:

2025年5月29日(木) 15:40 〜 17:20 Q会場 (会議室804)

座長:布施 陽太郎(富山県立大学)

16:00 〜 16:20

[3Q5-GS-8-02] 知能検査を訓練できる児童型ロボットの動作に高校生が抱く印象

〇石川 育恵1、ジメネス フェリックス2、三谷 真優3、中島 卓裕4、吉田 翔子5 (1. 愛知県立大学大学院、2. 愛知県立大学、3. 名古屋大学心の発達支援研究実践センター、4. 名古屋学芸大学、5. 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院)

キーワード:臨床心理士、児童型ロボット、知能検査

近年,通常学級における発達障害児の割合増加に伴い,臨床心理士の需要も増加している.知能検査の実施訓練では,児童を対象とした実演などで訓練している.しかしながら,訓練対象者を確保するのは難しく,臨床心理士は十分な訓練を実施できない.本研究では,臨床心理士から知能検査を受ける児童型ロボット(提案ロボット)を開発する.提案ロボットには,知能検査を受けている児童と同様な発話内容や動作が搭載されている.本稿では,提案ロボットの発話や動作が検査対象である子供と似ているかどうか調査する.特にロボットの大きさは子供の振舞いに対する影響が強い.そのため,臨床心理士に比べ,年齢が低い高校生を対象に大きさが異なる2種類のロボットによる比較実験を実施した.結果から,知能検査において身体の大きいロボットに比べて,身体が小さいロボットはより子供っぽい印象を持つことがわかった.

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