2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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[3R1-OS-45] 知的対話システム

2025年5月29日(木) 09:00 〜 10:40 R会場 (会議室805)

オーガナイザ:稲葉 通将(電気通信大学),東中 竜一郎(名古屋大学),徳久 良子(愛知工業大学/理化学研究所)

09:20 〜 09:40

[3R1-OS-45-02] オンライン小説サイトから収集したペルソナ対話データセットの構築

〇上原 隆一1、稲葉 通将1 (1. 電気通信大学)

キーワード:対話システム、対話データセット、ロールプレイ

大規模言語モデル(LLM)を用いたキャラクターのロールプレイに関する研究が活発に行われている.ロールプレイ能力を評価する手法として,LLMがキャラクターに関する情報であるペルソナを活用し,キャラクターらしい応答ができるかを確認する方法がある.ロールプレイ能力を正確に評価するには,LLMにとって未知のキャラクターのロールプレイを行わせることが重要である.しかし,これまでに提案されたデータセットには有名な作品が多く含まれている.これらの作品はLLMの事前学習データに高頻度で出現している可能性があり,ペルソナを活用する能力を正確に評価できないおそれがある.そこで本研究ではマイナーな作品を含む96のオンライン小説作品から608キャラクターの発話を収集し,ペルソナ対話データセットを構築した.本データセットを用いた実験の結果,ファインチューニングによりペルソナを活用したロールプレイ能力の向上が確認された.一方,学習データに含まれない未知のキャラクターのロールプレイ能力の汎化性能には課題があることが明らかとなり,汎化性能向上のための学習手法検討のために本データセットが活用できることが示唆された.

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