[3Win5] ポスターセッション3

[3Win5-58] 筋反応にもとづく筋電気刺激の電極位置探索

〇松原 晟都¹、鈴木 大河¹、村井 昭彦¹ (1.国立研究開発法人　産業技術総合研究所)

キーワード：ヒューマンコンピュータインタラクション、ヴァーチャルリアリティ、筋電気刺激

筋電気刺激は筋肉トレーニングや力覚提示装置として用いられている。しかし、筋電気刺激を効果的に行うためには，目的筋への刺激に適した位置（運動点）を貼りなおして探す必要があるという課題があった．そこで，選択的に電極位置を変化させることができる64極の電極アレイを開発し，筋電気刺激を様々な位置に流し，最適な電極位置の探索を行った．具体的には，筋電気刺激を各電極の組み合わせに対して行い，力センサによってその力発揮量を取得した．そして，各組合せに対する筋駆動反応のマップを取得し，結果，筋駆動に最適な位置（運動点）を得た．また，得られたヒートマップから電極位置探索に必要なアルゴリズムについての考察を行った．今後は、姿勢の変化に合わせてリアルタイムに変化するようなシステムの構築を行う。