2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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[4F1-OS-30a] AIによるスマートマニュファクチャリングとシステム健全性管理

2025年5月30日(金) 09:00 〜 10:40 F会場 (会議室1001)

オーガナイザ:矢入 健久(東大先端研),堤 誠司(JAXA),今村 誠(東海大学),植野 研(東芝)

09:00 〜 09:20

[4F1-OS-30a-01] エミュレーションベースのデジタルツインフレームワークの試作と工場生産設備の異常検知への適用

〇松尾 裕一1、中嶋 菜々子1、青木 健1、立川 智章1、高松 典彦2 (1. 東京理科大学、2. ロックウェルオートメーションジャパン)

キーワード:デジタルツイン、エミュレーション、工場生産設備

デジタルツインは、コンピュータのサイバー空間上に構築された物理オブジェクトのコピーを指し、機械・設備等の物理オブジェクトとデジタルツイン間のデータ・情報の交換により、監視、予測、制御、最適化などをリアルタイムに行うことを目指すものである。最近、デジタルツインの利用によるものづくりの生産プロセスにおける生産性向上や技術継承、工程の最適化といった課題解決への期待が高まっている。しかしながら、デジタルツイン構築やデータ交換のための簡便な実装フレームワークが存在しないために、実務適用があまり進んでいないのが現状である。本研究では、エミューレーションソフトウェアのEmulate3Dを用いて工場設備模型のデジタルツインフレームワークを試作し、制御機器から得られた物理オブジェクトのデータとデジタルツインモデルの動作を比較することで異常検知を行った。本発表では、その結果の概要と本格実装や自動化に向けた課題等について報告する。

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