[4F1-OS-30a] AIによるスマートマニュファクチャリングとシステム健全性管理

[4F1-OS-30a-04] PINN と CVAEによる熱拡散を考慮した形状生成AI

〇下川 智史¹、松本 宏司¹、上村 充範¹、岩山 幸治^2,3、小野島 隆之³、今井 貴史^2,3 (1. トヨタ自動車株式会社、2. 滋賀大学データサイエンス学部、3. 滋賀大学データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター)

キーワード：PINN、設計支援、形状生成AI、機械学習・深層学習、条件付き変分オートエンコーダ

変分オートエンコーダ（VAE）などを活用した形状生成AI技術は、統計的確率に基づいて形状を生成するものであり、設計者が物理的特性に基づいて形状を生成するアプローチとは乖離していた。そこで、本研究ではPhysics-Informed Neural Networks（PINN）と条件付き変分オートエンコーダ(CVAE)を用いることで、熱拡散の影響に基づいた形状生成が可能であることを示す。本手法により、物理的特性を考慮した形状生成が期待できる。