2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

講演情報

一般セッション

一般セッション » GS-6 言語メディア処理

[4G3-GS-6] 言語メディア処理:

2025年5月30日(金) 14:00 〜 15:40 G会場 (会議室1002)

座長:永塚 光一(日立製作所)

15:00 〜 15:20

[4G3-GS-6-04] LLM のモデルマージに基づく創作者支援のための校正システムの提案

〇岡本 悠弥1、森 直樹2 (1. 大阪府立大学、2. 大阪公立大学)

キーワード:生成 AI、大規模言語モデル、校正支援、執筆支援

創作活動において,文章が正しい形式になっているか否かは重要であり,執筆後には校正することが必要不可欠である.しかし,創作者にとって校正作業は負担であり,創作活動に割くための時間が減ってしまう.そのため,現在では校正を自動化するツールが開発されており,創作者の負担を減らすことが期待されている.一方で,創作物における文章はそれぞれ表現に関して独自のルールに則っていることが多く,単純な文章校正では不十分である点が懸念されている.そこで,本研究では創作者の支援を目的とし,独自のルールにも対応可能な校正システムを提案する.実験では RoBERTa の事前学習済みモデルを 2 つのデータセットでファインチューニングし,それらをマージすることによって文章誤り検出モデルを構築した.現在構築したモデルでは,誤りの検出精度としては一定の成果が得られた.

講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。

パスワード