14:20 〜 14:40
[4S3-OS-43-02] (OS招待講演)「道具屋」ワコムが挑むモノとコト
クリエイティブカオスの探求
キーワード:道具屋、デジタルインク、クリエイティブカオス、崇高なバグ、新しい文化の創造
ワコムは、人間が描く・書くことを支えるべく40年間以上技術開発に取り組んできた「道具屋」です。ペンタブや液タブといったハードウエアを提供するだけでなく、人間が描きつけるコンテンツや書きつける行為そのものを支援すべく、ペンから発信されるデータ(デジタルインク)を駆使したソフトウエアやサービスをも開発提供しています。ワコムは、Creationとはある意味人間が持つ「崇高なバグ」と捉えており、その創造性の発露は、論理的なプロセスや方程式からではなく、「Creative Chaos=創造的混沌」から始まると信じています。このCreative Chaosを探求するにあたっては、人工知能を活用することにより、描くという行為そのものが持っている身体性や深遠性を可視化し、人間が手ずから描く・書くことの価値と意味を再発見していくことに繋がると考えています。本セッションでは、ワコムが挑戦している人工知能を活用した新しい技術開発を紹介すると同時に、その根底にある哲学、そしてワコムが夢見る「デジタルで描くことによる新しい文化の創造」について、議論させて頂きたいと思います。
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