2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.4 有機EL・トランジスタ

[13a-1G-1~10] 12.4 有機EL・トランジスタ

2015年9月13日(日) 09:00 〜 11:45 1G (レセプションホール2)

座長:野口 裕(明治大)

09:45 〜 10:00

[13a-1G-4] ラマン分光法による有機EL素子の蓄積電荷と駆動劣化に関する研究

〇(M1)唐津 勇作1、古川 行夫1、奥本 肇2,3、宮前 孝行2,3、筒井 哲夫2 (1.早大先進理工院、2.次世代化学材料評価技術研究組合、3.産総研)

キーワード:界面蓄積電荷、ラマン分光法、駆動劣化

積層型有機ELでは有機層/有機層界面において電荷が蓄積され,この蓄積電荷は有機ELの動作や劣化と関連していると考えられている.我々は差ラマン分光法を用いて,発光・電子移動層であるAlq3の膜厚の変化や素子の駆動による界面蓄積電荷の変化について分子レベルで検討した.Alq3の膜厚が薄くなる,あるいは駆動劣化が進むにつれて蓄積電荷の生成の始まる電圧値が正方向にシフトすることを突き止めた.