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[13p-1D-7] PECVD法により成膜したSiO2マスクの品質がHVPE成長におけるGaNの選択成長に与える影響
キーワード:ハイドライド気相成長法、窒化ガリウム
GaNは現在の主流となっているSiに代わるパワーデバイス用半導体材料として期待されている。ハイドライド気相成長法(HVPE法)は高品質なGaN基板を得る成長方法の一つであるが、更なる転位密度の低減が求められている。高密度の転位を低減するための代表的な方法として選択成長法(SAG法)がある。そこで幅広いマスクを用いたSAG法では、成長領域を大幅に限定することができ、劇的な転位低減が期待できる。しかしながら、HVPE成長では、マスク上にGaNが堆積する可能性が高くなることを我々は報告してきた [1]。このマスク上に堆積したGaNはSAG法による転位低減の大きな妨げとなる。本研究はGaNテンプレート上へのSiO2マスク成膜条件が、SiO2マスクの品質及びHVPE法を用いたGaNの選択成長に与える影響について調査した。