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[13p-1G-4] 分子の機能を活かした「やわらかい」熱電材料の探索
キーワード:熱電材料、有機半導体、カーボンナノチューブ
建物の警報設備や各種ヘルスケア機器などから”Internet of Things”を実現する様々なセンサ群まで、今後孤立電子機器の数が爆発的に増えると予想される。それらの電源として、熱電変換による環境発電デバイスの必要性が高まってゆくと考えられる。この目的のためには、面積コストが安くフレキシブルな熱電変換素子が有利であることから、有機系熱電材料に関する研究が急速に拡がってきている。本講演では、我々のこれまでの有機系熱電材料探索結果や最近の研究動向から有望と考えられる材料系を示し、関連する我々の最近の研究成果の概要を紹介する。