[13p-2B-1~6] 12.7 医用工学・バイオチップ

[13p-2B-5] 受精卵質量測定のための変位検出型ピエゾ抵抗カンチレバセンサの試作と評価

〇高城 翔太¹、網野 慶明¹、斉藤 暁子³、佐藤 稜也²、保坂 純男¹、坂田 利弥³、曾根 逸人¹ (1.群馬大院理工、2.群馬大工、3.東京大院工)

キーワード：バイオセンサ、受精卵質量測定、ピエゾ抵抗カンチレバ

生殖補助医療の需要が増えているが、受精卵の選別は形態観測が一般的である。そこで受精卵の定量的な評価を目指し、ピエゾ抵抗カンチレバ上に受精卵を搭載してカンチレバの変位を検出する微小質量センサを作製した。擬似的な受精卵として直径90 umのポリスチレン製ビーズを搭載、計測したところ、質量771.6 ngが得られた。この値は比重から見積もった質量400.7 ngとオーダーは一致した。