2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[13p-2B-1~6] 12.7 医用工学・バイオチップ

2015年9月13日(日) 13:45 〜 15:15 2B (211-2)

座長:柳瀬 雄輝(広島大)

15:00 〜 15:15

[13p-2B-6] 受精卵質量測定のためのホルダ型ピエゾ抵抗カンチレバの改良

〇(M2)網野 慶明1、高城 翔太1、齋藤 暁子2、角田 一樹3、保坂 純男1、坂田 利弥2、曾根 逸人1 (1.群馬大院理工、2.東京大院工、3.群馬大工)

キーワード:バイオセンサ、受精卵質量測定、ピエゾ抵抗カンチレバ

生殖補助医療における受精卵の選別は形態観察が一般的である。そこで受精卵の定量的な評価を目指し、受精卵をカンチレバ上に搭載して質量モニタリングを行うことを提案し、受精卵がカンチレバ上に固定できる構造に集束イオンビームを用いてピエゾ抵抗カンチレバ上に加工し改良した。培養液中でマウス受精卵の搭載試験を行った結果、カンチレバ先端への誘導が容易になり、圧電素子で加振しても受精卵は安定して保持された。