2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[13p-2E-1~16] 3.1 光学基礎・光学新領域

2015年9月13日(日) 13:45 〜 18:15 2E (221-1)

座長:田中 嘉人(東大),宮本 克彦(千葉大),庄司 暁(電通大)

17:30 〜 17:45

[13p-2E-14] 散乱型エバネッセント場の非破壊測定

〇(M1C)岡本 泰平1、居波 渉1,2、川田 善正1,2 (1.静岡大工、2.静岡大電研)

キーワード:エバネッセント場、測定

エバネッセント波は全反射面に局在し,反射面から離れるにつれ,その強度が指数関数的に減衰することが古くからよく知られています.その一方,エバネッセント波の強度分布を実験により直接測定することは困難です.それは測定の際,プローブの挿入することでもとの場を乱すことが原因です.本研究では全反射面に局在するエバネッセント場を非破壊で測定する手法を提案し,その有効性をFDTDシミュレーションによって検証しました.