[13p-2L-1~11] 9.1 誘電材料・誘電体

[13p-2L-1] (Bi_1/2Na_1/2)TiO₃–BaTiO₃単結晶の電界誘起歪みにおける温度依存性

〇牧角 康平¹、荻野 元裕¹、北中 佑樹¹、野口 祐二¹、宮山 勝¹、鳥居 周輝²、神山 崇² (1.東大院工、2.高エネ機構)

キーワード：強誘電体、相転移、歪み

(Bi_1/2Na_1/2)TiO₃–BaTiO₃強誘電体単結晶を育成し、種々の温度で電界誘起歪み特性を測定した。 120 ^oCにおいて結晶は線形的な歪み特性を示し 130 ^oCでは可逆的な歪みのジャンプを伴う大きな歪み特性を示した。120−130 ^oC間の歪み挙動の変化は、Cc相からP4bm相への相転移を示している。130 ^oCで観察されたジャンプは、P4bm-P4mm電界誘起相転移に由来すると結論した。また、歪み測定から電場・温度相図を決定した。