2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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[13p-PA1-1~33] 10 スピントロニクス・マグネティクス(ポスター)

2015年9月13日(日) 13:30 〜 15:30 PA1 (イベントホール)

13:30 〜 15:30

[13p-PA1-31] Mn-Zn ferriteナノ微粒子のハイパーサーミア効果とMR造影効果

〇一柳 優子1、酒井 元大1、石川 智也1、山崎 貴大1、森本 翔大1、兵藤 公美典1、内海 淳1 (1.横国大院工)

キーワード:磁性、ナノ微粒子、ハイパーサーミア

湿式混合法によりアモルファスSiO2に内包されたMn-Zn ferriteの5-30 nmの磁気クラスターを作製した。直流および交流磁化率の解析結果から、最適な組成を選び、さらに粒子径を制御して磁気ハイパーサーミア媒体としての最適化を行った。理論および実験結果から18 nmの試料が最も熱散逸効率が高いと判明した。実際にがん細胞を培養し、in vitro実験を行い、十分にがん細胞を死滅させることがわかった。同じ試料がMRIの造影剤としても最も有効であることがわかり、診断と治療を同時に行う将来のセラノスティクス材料として期待できる。