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[13p-PA1-5] 任意の次数のRashbaスピン軌道相互作用下における2個の量子ドットが埋め込まれたAharonov-Bohmリングにおけるスピンフィルタリング
キーワード:ラシュバ・スピン軌道相互作用、スピンフィルター、アファロノフ・ボーム リング
量子ドットと量子ナノワイヤにおいて形成された Aharonov-Bohmリングにおいて、1次、2次、および3次の任意の次数のラシュバスピン軌道相互作用が働く場合において、そのスピン分極率を考察した。高次Rashbaスピン軌道相互の場合におけるAharonov-Casher位相は非自明なので、非可換ゲージ場の考察から導いた。その結果、この素子によって、1次、2次、3次のRashbaスピン軌道相互作用を完全分極が生じる磁束から検出することが可能になることが判明した。