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[13p-PA7-9] 放電プラズマ焼結法により作成したCe添加SiO2ガラスの揮尽および熱励起蛍光
キーワード:輝尽蛍光、熱蛍光、SiO2
本研究では放電プラズマ焼結法によりCe添加SiO2ガラスを作成し、その輝尽および熱発光を計測し、そのドシメータとしての特性評価を行った。本材料は放射線(X線)を照射する前は輝尽および熱発光を示さないが、照射後は250oC付近で最大強度となる熱蛍光(1oC/sで加熱)がみられ、630nm光で刺激した場合はCe3+を発光中心とした300-500nmの波長域で揮尽蛍光がみられた。これら発光強度は照射線量に対して1mGy-2Gyの間で線形的に比例する事が確認された。