[13p-PB9-1~49] 12.5 有機太陽電池

△ [13p-PB9-13] ベンゾポルフィリン―フラーレントライアド分子の合成と有機薄膜太陽電池への応用

〇(D)田村 悠人¹、葛原 大軌¹、鈴木 允朗¹、山田 容子^1,2 (1.奈良先端大、2.CREST, JST)

キーワード：有機薄膜太陽電池、ベンゾポルフィリン、ドナー-アクセプター

ドナー–アクセプター(D–A)連結分子の構造は、D–A接合界面の最小単位と見なせることから、これを有効に制御できれば、有機薄膜太陽電池(OPV)の発電に有利なD–A接合構造を形成可能な材料となり得る。本研究では、ベンゾポルフィリン(BP)の可用性前駆体法を利用した塗布積層可能なD–A連結分子を検討している。今回はBPに対してフラーレンユニットを2つ連結したA–D–A型トライアド分子を合成し、OPVの活性層材料として検討したので報告する。