[14a-1E-1~9] 12.1 作製・構造制御

[14a-1E-4] 有機グラフォエピタキシーの分子動力学シミュレーション 1 - 系のモデル化と予察的計算結果 -

〇池田 進¹ (1.東北大WPI-AIMR)

キーワード：有機半導体、グラフォエピタキシー、分子動力学シミュレーション

有機半導体でもグラフォエピタキシーが起こることは、2006年に講演者が電子線リソグラフィーによる表面微細加工基板とα-sexithiophene（6T）分子の組み合わせで最初の成功例を報告している。そのメカニズムを解明するため、講演者は、分子動力学（MD）シミュレーションを用いてこの現象の分子レベルでの素過程を探究する研究を開始し、実験結果を再現する予察的計算結果を得ている。