[14a-2S-1~12] 3.9 テラヘルツ全般

△ [14a-2S-4] 誘電体球を用いたテラヘルツ磁気ミラーの作製

〇(M1)花井 研一郎¹、高野 恵介¹、宮丸 文章²、中嶋 誠¹ (1.阪大レーザー研、2.信大理)

キーワード：テラヘルツ

金属からの電磁波の反射は，入射電場と自由電子との強い相互作用により，位相の反転を伴う．一方で，メタマテリアルを用いると，物質と磁場との強い相互作用によって，電場の位相を反転させずに電磁波を反射する磁気ミラーを作ることができる．我々はテラヘルツ帯で誘電率が大きく，かつ損失の小さい誘電体球を用いてメタ表面を作製し，反射波の位相と振幅を直接観測することにより，その磁気ミラーとしての性質を実証した．