2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[14p-1F-1~11] プラズマ医療科学の最前線

2015年9月14日(月) 13:30 〜 18:00 1F (レセプションホール1)

座長:白谷 正治(九大),神野 雅文(愛媛大)

15:00 〜 15:30

[14p-1F-5] 大気圧プラズマの癌治療への応用

〇吉川 史隆1、梶山 広明1、内海 史1、中村 香江1 (1.名大医学部)

キーワード:がん、プラズマ

プラズマ照射は癌細胞を死滅させたが、正常細胞への効果は乏しい。照射された培養液(PAM: plasma activated medium)PAMを解析すると、活性酸素種 (ROS)が多量に産生されていた。細胞に与える影響を生化学的にも解析しており、作用機序が明らかになりつつある。担癌マウスにPAMを投与することにより腫瘍の増殖抑制や生存延長も認めており、臨床応用に向けてさらに動物実験を追加していく。