2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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[14p-1G-1~10] 有機無機ペロブスカイト太陽電池の現状と今後の展望

2015年9月14日(月) 14:00 〜 18:15 1G (レセプションホール2)

座長:山岸 英雄(CEREBA),久保 貴哉(東大),尾込 裕平(九工大)

17:15 〜 17:30

[14p-1G-7] 二段階法による(FAPbI3)1-x(MAPbBr3)x薄膜の作製及び評価

〇石川 良1、山中 孝紀1、本多 善太郎1、上野 啓司1、白井 肇1 (1.埼玉大院理工)

キーワード:ペロブスカイト太陽電池、二段階法

Pb-Perovskiteを光吸収層に用いた有機-無機ハイブリッド太陽電池は変換効率20 %以上を示し注目を集めている。現在、有機カチオンにはCH3NH3+(MA)が主に用いられているがCH(NH2)+(FA)に置換することより吸収波長の拡大が達成されているが、FAPbI3には室温で安定なd層が存在し、α層を形成するには熱などのエネルギーを要する。今回、酸化亜鉛上に二段階法により(FAPbI3)1-x(MAPbBr3)xの低温作製及び評価を行った。