2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[14p-2E-1~7] 3.3 情報フォトニクス・画像工学

2015年9月14日(月) 13:30 〜 15:15 2E (221-1)

座長:的場 修(神戸大)

14:00 〜 14:15

[14p-2E-3] 伝搬光を用いた波長多重サブ回折限界スポットの生成

〇(M2)相野 匡彦1、小倉 裕介1、谷田 純1 (1.阪大院情)

キーワード:ファンアウト素子、サブ回折限界、波長多重

本講演では,回折限界より小さいスポットを生成する多次元ファンアウト素子の設計方法を示す.設計には独自の出力面拘束条件と設定条件ごとの変調情報を合成する過程を導入した反復フーリエ変換法を用い,スポットの縮小と多次元生成を実現する.素子の一例として633 nmと532 nmの2波長を用いた波長多重化素子を設計し,回折限界の70%程度の大きさのスポットが所望の分布で生成されていることを確認した.